ブルーオレンジ

日々の雑記

ACCA13区監察課

オノナツメさん原作のACCA13区監察課のアニメを見終えてしまった。

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最初は彼女さんの帰りを待ってる間、約1時間以内でサクッと見れて感情に尾を引かない内容のものを探していて、実写映画ドラマじゃなくて、アニメかなぁと思った時にたまたまおすすめに出ていて見始めた事が発端。

金髪ショートのタバコを吸うキャラクターに弱いのだ。何故か金髪に惹かれる(アニメだとね)、、、ハウルとかユーリとか、、、、。
今回も完璧に見た目だけで判断して見始めたんだけど、これがびっくり、めっちゃ面白い。

内容としてはとある王国の管理組織であるACCAという組織の中でもそれぞれの自治区に内在するACCAがしっかりと統治しているか、クーデターが起きないか等を監視する課に務めている主人公の話だ。

最初はサスペンスとか事件性がほぼほぼ皆無なんだけど、何がいいって主人公含めた登場人物の職務を淡々とこなしていく姿。

Twitterで熱弁してしまったんだけど、業務に関して激怒したりすることなく仕事として淡々と職務を全うしながら、その職務に対しての誇りとか志を持ちながら何かを諦めるでも無く組織の中で働いている姿がひたすらかっこいい。

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そして話が進むごとに速度が増していく物語、、、、事件性や戦闘シーンは皆無で話し合いや頭脳戦で進んでいく物語は静かに熱く胸に響いてくる。ラストの結末の迎え方が個人的には結構好きだった。現実世界に根ざしているというか、あくまでも武力や力では無く説得や話し合いで決着をつける感じ、、、かっこいい。

利己的なキャラクターもいるけど、皆往々にしてとてもなんというか公平で真っ直ぐな芯を持って働いているところが本当にかっこいい、、、。

個人的にはジーンが本当に本当にかっこよくて理想の上司だし、私もああなりてえって思えるような、、、そんな主人公、、、。

OVAでも部下に対して諌めるではなくちゃんと向き合うところ、しっかりと評価をするところ、本当にかっこいい、、、激怒せず冷静に柔和に他者に接せるジーンはなりたい仕事人の姿として今のところぶっちぎりで一位を獲得している。

そして何よりお菓子タイムが職場にあって、みんな食べること、誰かと食事を楽しむことを大切にしているところがかなり好き。

出てくるお菓子もご飯も最高に美味しそうだし、、、ジーンと悪友ニーナの飲み会のシーンは毎回心が温まる。

誰かと食べるご飯は美味しい、ご飯は団欒の象徴というか、個人的に料理やご飯が美味しそうなアニメやドラマや映画はめっちゃ好き。

とんだ飯テロアニメだけど、個人的にここ最近のアニメではかなり好きに入る。空挺ドラゴンズも好きだけど、、、、あ、これも食べる話だな。

人にとってのご飯は生命を繋ぐためだけじゃなくて、人同士の繋がりとか団欒を育むものだと思っていて、幼少期のノスタルジアというか、もう二度と同じ食卓にはならない実家の哀愁とか懐かしい温かさを感じて、こういう団欒の食事が主として描かれているアニメはどうしても食い入るように見てしまう。

昔そういう理由から食品業界入ろうとしてたしなーー。懐かしい。

誰かが誰かと美味しい食事を食べている姿を見ることが好きだから、料理の腕が上手かったら個人で小さな居酒屋かレストランを営みたい人生だった、、、。残念ながらその腕はないんやけど、、、。

閑話休題

兎にも角にもこのアニメ、おすすめです。

ミナちゃんの誕生日

3月24日はTWICEのミナちゃんのお誕生日だった。

Happy Birthday MINA!

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TWICEを知って、ミナちゃんと出会って早2年、ガッツリとしたオタクは出来ていないけど、コロナ前の日本ライブ、その後の配信ライブ含めると沢山彼女達の、そしてミナちゃんのパフォーマンスを目に出来ている事が地味に嬉しい、、、。

ミナちゃん復帰後にまたあの照れたようなちょっと声が小さいへへっていう笑顔が見れていることが殊更嬉しい、、、、、。

入れ替わりが激しく精神を擦り減らす事しかないアイドル界隈、それでもそこにまた戻って来てくれたミナちゃん、、、、そしてそんなミナちゃんをずっと待っててくれたメンバー、、、美談なんてものに終結させるのは絶対にしないけど、今は彼女が画面越しだとしても楽しんでくれているんじゃないかって思えるのがオタクとして物凄く幸せです。

Cry for meのミナちゃんのアイソレーションが神がかっているので皆見てください、、、、。
まじでなんなのあの高貴さを纏いながらも儚さと真の強さを併せ持つ身のこなしは、、、、。

ジョンヨン も徐々に復帰への活路が見えて来ているのが嬉しい、、、、でも本当に無理はしないで欲しい、、、、。

はー結局あの9人が皆幸せーって顔しながらライブしてくれてるのを見るのが最高で、
まだまだ世界は落ち着かないし、きっとまた席は遠いだろうけどライブで出会える日を心待ちにしながら今日を終えよう。

ミナリ、お誕生日おめでとう!

雑記

ふとやる気のない今日に唐突に文章でも書いてみるかという思いつきからぼそぼそとこの文章をスマホで打ち込み始めた。

春の陽気なんて感じられない6畳一間のこのワンルームで(窓からの隙間風が破滅的に寒い)、休みの日だというのに布団にくるまってiQOSで煙草を吸いながら、少しずつ少しずつカルテットをまた見直している。

何気ない話題が実はその人の深い部分を覗かせる文脈があったり、ズレているような会話が本質をついていたり、人のいじらしさとか醜さとか愚かさとか、普段の不寛容な社会にいたら取りこぼして一瞥もしないような関係性を丁寧に丁寧にこちらに伝えてくれる。

日々の生産性という意識したくもない概念から取りこぼしてしまった柔らかい何かをそっとまた懐に入れる作業みたいで、このドラマを見る度に少しだけ心が軽くなる。

わかりやすい人が人は好きなんじゃないか結局は、とか、(それは自分にとってという()がつくんだけど)
白黒つけないと情報が多い中でやっていけないとか、
そういう複雑さを嫌う日常生活を送っていると、自分の思考回路まで短絡的になっていく気がして精神が摩耗していく。

昔から母親になんでそんな私の子なのに暗いの?って言われるぐらいには明るくない人なんやけど、仕事でそれを出すと何もかもが進まないから大抵はそこに蓋をしてなんとか進んでいる、のはいいんだけど、
言ったみたいに心の擦り減りは止まらないから、時々こうして自分の淵の暗いところを眺めるというとめっちゃ厨ニ病だけど、眺める作業をしないと落ち着かない。

暗さや複雑さを忌避しているときっと人の深淵まで覗けない。

そりゃいつでも明るく元気でいられる人は凄いと思うし、みんな好きになるとも思う。ただもしそこを頑張って取り繕ってるんだなって人がいたら、そのしんどさをあの人は明るいよねって白黒つけた表層だけで判断するんじゃなく取り繕わないといけないぐらい、ある意味生きづらいんだなって慮りたい。

文章に脈絡が無いけど、雑記ってそういうもんだと思う。

あの人が忌避した自分を、あの子は分かっているという点でそこはどうしようもなく隔たりがあってしまうわけで。

暗いもの同士が一緒になって更に暗くなるかって言われたらそうじゃ無いんだと。
ぼそぼそと喋るわたしたちにはその明るくしなくて良い空間が逆に救いになってて、まぁわたし『たち』ってみなしてるけど、少なくともわたしにはそうで、

そういう複雑さとか暗さに対しての
あぁ社会はなんと生きづらいのかっていう
生きづらさを共有している誰かと出会うことは僥倖だなって今ドラマ見ててふと思った。